自由気侭に。

あの子はきっと僕が嫌いだろう。

嫌い、じゃなくても嫉妬の様なものがありそこから－エネルギーが発生して。

少なくとも好きではないのだろうね、今は。

本当は仲良くしたいのかもしれないけど真実はその子の心の中だけ。

寂しく辛い思いをするのはお互い様、それだけの事をしたから。

【More・・・】

『本来其処に居るのは---』


なんて考えてしまうのは傲慢なんだろうか。

行き過ぎた想いは人を狂わせやがて破滅へと。



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　全ては懐かしき過去。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　選ぶべきは未来。


きっと、動き方次第ではあの時に戻れるだろう。だけど、僕はそれを選ばない、そう決めた。

今更引き返すなんて、出来ないし、もう遅い。

あの子は、変わっているから。　良い意味でも悪い意味でも。

きっと僕には不釣合いだったのだろう、僕じゃ彼女を-----

結局は似たもの同士だったのかな。


酷い独り言だな・・・多分、少年は寂しかったのだと思う、輪から外された思いだったのだろう。

でも、もういいんだ。　　彼女は彼女で僕は僕。　　　鎖はもう錆びた、だから、壊そう。


そして前を向こう、その足を一歩先へと。